本の虫

年末年始にかけて1ページとて本を読む気が失せていたのにゴーストハントを読みはじめてから読書欲がみなぎっています。
睡眠時間を削ってたり1日2冊読んだりしちゃうのに読みたい本は減らないふしぎ。



ナラタージュ (角川文庫)

ナラタージュ (角川文庫)

そんな男やめとけよと思いながら読んでいましたが最後は不覚にもボロ泣きしました。
とてもよかった。



泣き虫弱虫諸葛孔明 第壱部 (文春文庫)

泣き虫弱虫諸葛孔明 第壱部 (文春文庫)

寝る前にちまちま再読中のこちらをナラタージュの直後に読もうとしたけど、さすがに孔明の宇宙スケールの話には気持ちが追い付かず。
どちらも好きだけど読み合わせも大事です。



ちなみにゴーストハントは、主人公だから無謀な行動に出るのはいいけどちゃんと反省しろよ麻衣、と若干のイラつきを覚えつつ(大人げないw)1巻から6巻まで集中的に読破しました。

もとはティーンズ文庫だけどこんな本を小中学生が読んだら楽しいに決まってます。

なにしろ単純で影響されやすい質なので、弟のかわうそくんストラップがぶっこわれたのは呪詛返しやらなんやらのヒトガタみたいに身代わりになったのではないでしょうか。
と声に出すあたりがわれながら痛いです。

5巻の洋館の話はなかよしで読んだ漫画版の記憶が残っていたので恐怖シーンは読み飛ばしました。
10年以上も前のはずなのにあの部分はいまだに覚えていて怖くて読めません。

いまのところ6巻がいちばん好きです。
最終巻は図書館の予約待ち。待ち遠しいです。



スマホに変えたのですが、青空文庫のアプリがあるのがうれしいです。
あの遅刻ドタキャン常習犯の先生の授業でやった牧野信一を読み直したり。
体調が悪いときに夢野久作の人間腸詰を読んで精神的にも落ちたり。

読みたいものがたくさんありすぎます。
幸せな悩み。